■JBMFP Boulder
Slick Willie V2 ▲ 5歩までで終了。
■ヒドンバレーキャンプ場
Hensel Boulder
Slabmaster V3 ▲4歩目で終了。
指皮も指関節も終了。もう登れません。泣
朝、いかにも怪しいクライマーが来て、あんたは今日発つのか泊まるのか?あんたはかわいい(と友達が言っている、だったかも)。とか言っていた。…私は当初、19日にチェックアウトしてゆっくり北上、バークリーで1日のんびり買物でも、と考えていた。しかしもう登(れ)るとこもなく心身ともにかなりモチベーションも落ち、終了に近づいて来ていた。そろそろ北上してビショップに戻って土産にラバールームのTシャツでも買って北まわりで帰るか、キャッスルロックにでも行くかと思っていたので、今夜は居ます。と答えおく。また後で来るからって言っていたが、あの人達の挨拶なので気にしていなかった。
一人で居るとパートナー探してるクライマーに割りと声かけられるのだが、言葉がわかんないと、ああ、ソーリーもういいや、と去って行くか、こっちが面倒になってしまって断ってしまうかなのだが、この人の場合は、私の好きなタイプの怪しさ(トレインスポッティングのロバートカーライル風←ってのは誉め杉だけど)だったのでちょっと気にはしていた。
15時過ぎにスラブマスタートライを終了(=ジョシュアボルダ終了=なほみさんのバム生活終了)して意気消沈しつつビール飲んでいると、朝の人のパートナーと思われる海兵隊みたいにガタイのいいお兄ちゃんが、一緒にクライミングしない?とサイトに来た。
へえ~本当?奇特な方達ですこと。「あーいいですね。ありがとう。」「じゃハーネス持って来て。」「え?ライトナウっすか?」「そ、ライトナウ。」あたりは日が暮れるところ。こっちはすでにビール飲んでるし。それでも来いっつうのでビール飲みかけだったけど付いて行く。
マンクスボルダんとこの岩の5.1のクラック(なんてグレードだ)を3人で登って歩いて降りたら、かなり暗い。サイトに戻って、残りのビールを飲んで、最後の夜にと思っていたワインを開ける。
怪しい方の人は、アーネストさん、海兵隊の方はジェシー君。しかもアーネストは前日にスイスから到着したばかりなので、スリーピーだと言っている。スパニッシュなんだそうだが、ジェシー君はどう見てもアメリカンなのにスペイン語ペラペラ。豆とかトルティアばっか食べてるし。
あんたらどういうご関係?聞きたいけど喋れないので聞けない。なんで私に声かけたのか聞いてみるとあんたかわいいからと言う('_')。全くもう。
サイトをシェアしたり皆で協力して車の置き場所を変えたりしてレンジャーに見つからないように上手い事やってる気配はしてたのよね。私んとこは私1人だったからね。コミュニケーション取れれば簡単な事なのだ。
明日も一緒にクライミングするか?って言うからイエス、アイドゥーと答える。
どん底の気分がかなり上向いた。実際、ロープに触るのはバレー以来1ヵ月振りでしょう。あーやっぱルートはええのう。
ご紹介など